トモグイー人間狩りー

 

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今回紹介するのは「トモグイー人間狩りー」という漫画です!

原作はあの王様ゲームで有名な金沢信明先生で、トモグイの作品にも金沢先生らしさが存分に発揮されています!

妬み、嫉みを存分に表現した作品は、見ててゾッとする部分もありますが、人間らしさがよく描かれた作品だと思います!

では早速あらすじを見ていきましょう!

あらすじ

 

これはある学校の物語。

「神田楓」という生徒が先生に「隼人」という生徒と付き合った事を報告している。

会議中なのに堂々とその報告をする姿に担任の「高尾七海」は焦り、とにかく楓を職員室から出します。

だが楓は職員会議中という事は知っており、携帯で「狩り開始」とメールの本文に打ち込み送信する。

これが全ての始まり……。

 

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(出典:双葉社 / 原作:金沢伸明 / 漫画:RAZEN / トモグイー人間狩りーより引用)

 

教室に帰ると「誕生日おめでとうございます」と生徒たちから歓迎の声をもらい七海。

クラスメイトから誕生日プレゼントも貰い、生徒から慕われているように見えたが…。

家に帰りそのプレゼントを空けるとそこには手帳が入っていた。

中身をめくっていくと6月8日の日に印がついている。

 

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(出典:双葉社 / 原作:金沢伸明 / 漫画:RAZEN / トモグイー人間狩りーより引用)

 

この日に何か特別な思い入れがあるのか、七海の頭の中ではある生徒を思い浮かべていた。

その生徒には子供が出来ていたようで、七海はヒドイ言葉を投げつけビンタをして生徒を叱っている。

そしてその生徒は飛び降り自殺をしてしまった。

それが手帳に記された日付なのかもしれませんね。

 

手帳を眺めていると次は非通知から電話が!!

七海のクラスの誰かが自殺しようとしています。さあ誰でしょう。

七海は慌てて一人の生徒に電話します。

生徒の名前は「内山愛理」。

 

事情を愛理につたえると愛理は七海に「先生から見て私って自殺しそうなんですか?」と冷たく言う。

まぁ確かにそう捉えてしまってもおかしくないですね。

 

翌朝のニュースで生徒が誰も自殺していないことに安心する七海。

教室で出欠を取っている際、「宮田」という生徒が欠席しているのに気付く。

周りは宮田は遅刻だ、と言うが宮田は入学して一回もそのような事がない生徒。

これは生徒たちの罠で、七海への仕返しなのかもしれませんね。

 

七海はチョークを握り、手に痛みが走る。

チョークにはカッターの刃が差し込まれ、触れば手が切れてしまう。

 

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(出典:双葉社 / 原作:金沢伸明 / 漫画:RAZEN / トモグイー人間狩りーより引用)

 

犯人を捜す七海に、自分たちを疑うのか?という視線を向ける生徒たち。

これには七海も犯人を見つけ出す事が出来ず、渋々引き下がる。

 

職員室に帰り、宮田に電話する七海だがなぜか宮田の携帯は七海の机の引き出しに…。

そして職員室にやってくるクラスメイトは、チョークの犯人が誰だともめ合いを始める。

頭を抱える七海はとにかく教室に戻るよう伝え、一息吐くが…。

七海の元に嫌な報告が舞い込んでくる。

 

宮田が自殺したと

 

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(出典:双葉社 / 原作:金沢伸明 / 漫画:RAZEN / トモグイー人間狩りーより引用)

 

生徒たちの中では、宮田は自殺したフリをしているだけ。

だけど、実際に自殺していた。

七海にあった非通知からの電話の内容は本当でした。

生徒たちとは別の第三陣営がいるのか?

 

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(出典:双葉社 / 原作:金沢伸明 / 漫画:RAZEN / トモグイー人間狩りーより引用)

 

ここから全ての歯車が狂い始め、物語を加速させていきます。

「真紀子」は隼人に思い寄せており、楓は七海に復讐する為だけに隼人に近付き、交際をしていた。

隼人はクラスの中心人物で、隼人を利用することで、クラス全員を巻き込む事が出来るので楓にとって便利の良い存在なのでしょうかね?

そんな楓に恨みを抱いている真紀子は、楓に復讐を始める。

 

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(出典:双葉社 / 原作:金沢伸明 / 漫画:RAZEN / トモグイー人間狩りーより引用)

 

こうして恨みの連鎖が起こり、クラスは地獄の底へと落ちて行く…。

 

見どころ

 

恨みの連鎖

 

楓に恨みを抱く真紀子。

 

だが、他にも楓に恨みを抱く人物がいたのである。

フリとはいえ自殺役を任された宮田。

 

実際に自殺する事で涙を流す生徒がいた。

 

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(出典:双葉社 / 原作:金沢伸明 / 漫画:RAZEN / トモグイー人間狩りーより引用)

 

宮田の彼女の美樹は、宮田が死んだ事を悔やみ、七海への復讐の出汁として使った楓に復讐をする。

 

楓の殺害は真紀子によるものだと思ったが、実際には美樹の犯行だったのだ。

 

そして、そんな美樹に協力したのももちろん真紀子である。

 

そして美樹の犯行を陰からこっそりと目撃していた人物が!?

 

これにより、新たな連鎖がまた生まれる…。

 

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(出典:双葉社 / 原作:金沢伸明 / 漫画:RAZEN / トモグイー人間狩りーより引用)

 

真の犯人とは?

 

宮田の死は元々作戦の内だったはず。

 

なのにその死は実際に起こってしまった…。

 

七海の携帯に掛かってきた非通知の相手が、宮田を唆したのか?

 

それともこの犯行そのものが、第三勢力によって仕組まれていたのか?

 

七海狩りを仕掛けた生徒たちも、宮田の死には驚きを隠せていないようでした。

 

まだ裏で誰かに復讐をしようとしている人物がいるようです。

 

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(出典:双葉社 / 原作:金沢伸明 / 漫画:RAZEN / トモグイー人間狩りーより引用)

 

裏で動く七海

 

クラスの思惑を知らなかった七海だが、この事件が起こる前からクラスに何か手を打っている描写がありました。

 

事件が起こった七海も冷静に事を対処していくが、裏で何か操っている可能性も大きくありますね。

 

誰と誰が何の為にこんなことをしているのか?

 

それぞれの目的が違い、ゴールがどうなるかも分からない楽しみがあります。

 

このままやられるとは思えない七海にも注目ですね!

 

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(出典:双葉社 / 原作:金沢伸明 / 漫画:RAZEN / トモグイー人間狩りーより引用)