BLUELOCK
週刊少年マガジンで最近始まりました、「BLUELOCK(ブルーロック)」というサッカー漫画が気になって仕方ないです(笑)
日本のサッカー界に変革をもたらす、世界一のストライカーを創り出す施設「青い監獄(ブルーロック)」
日本にはないエゴイストを育成すべく始まったこのプロジェクト。
そこに集められた300人のストライカーの逸材たち。
彼らは「絵心甚八(えごじんぱち)」の独断と偏見で集められた原石たち。
このぶっ飛んだ施設で、繰り広げられる生き残りサバイバル。
生き残った最後の1人が、日本に変革をもたらすストライカーとなる。
簡単に話すとこういったストーリーなんですが、ここからもう少しだけブルーロックについて見ていきましょう!
他にも似たような漫画が好きな方はこちら!
BLUELOCK
この物語の主人公は、「潔世一(いさぎよいち)」一難高校2年のFWです。
(出典:週刊少年マガジン 原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介 BLUELOCK第1話より引用)
彼は埼玉県大会決勝の舞台、1点ビハインドからゴールキーパーと1対1の絶好のチャンスにいました。
勝てば全国というプレッシャーの中、潔の頭の中は「シュートを決める」事しかありませんでした。
が……。
右6m向こうに味方の姿が。
パスを出せば確実に1点の場面、潔が選んだのは「パス」
サッカーは11人でやるスポーツだと決意した潔は、味方にパスを振り確実に1点を取りにいくことを選んだのですが…。
(出典:週刊少年マガジン 原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介 BLUELOCK第1話より引用)
これを味方が外し、そのままカウンターを喰らいます。
相手のエースである、「吉良涼介(きらりょうすけ)」にそのままゴールを決められ、惜しくも全国への切符を逃してしまう潔。
(出典:週刊少年マガジン 原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介 BLUELOCK第1話より引用)
敗北の中で潔は自分がシュートを打ってたら運命が変わっていたのかも、そんな妄想をしながら涙を流します。
自宅に帰り着くと潔宛に届いた一通の手紙。
手紙の内容は潔が強化指定選手に選ばれたたこと。
後日、指定された場所に向かい潔は決勝で負けた対戦相手の吉良と遭遇。
そう、吉良もまた強化選手に選ばれていたんですよね!
そして二人は会場に入ると、そこには日本を優勝させるために選ばれたストライカーの原石ばかり。
(出典:週刊少年マガジン 原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介 BLUELOCK第1話より引用)
ブルーロックという施設で、自分の考えたメニューをこなし、尚且つ共同生活を行うというもの。
生き残りをかけた究極のサバイバルです。
集められた300人の中で最後の1人は世界一のストライカーになれる。
そう断言する絵心。
(出典:週刊少年マガジン 原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介 BLUELOCK第1話より引用)
そんな絵心の説明に納得いかない吉良はこう言います。
「チームを捨てて参加することはできません」
この吉良の言葉に周りの選手たちもざわつき出しますが、絵心はこう言います。
「帰りたい奴は帰っていいよ」
自分が世界一のストライカーになるよりも、サッカー後進国のハイスクールで1番になる方が大事なのか?
この問いに誰もが口を閉ざします。
ですが絵心はこうも言います。
日本のサッカーの組織力は世界一。
他人を思いやる国民性の賜物。
思いやりの心は日本のらしさが出てますよね!
最強のエゴイスト
でも絵心はこうも言います…。
「でもそれ以外は間違いなく二流だ」
絵心のサッカーとは、絆を深め合うのではなく、なれ合い、仲間の為に。
そんなことではなく、「相手よりも点を取るスポーツだ」と。
「点を取った人間が一番偉いんだよ。仲良しごっこしたいなら帰れ」
(出典:週刊少年マガジン 原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介 BLUELOCK第1話より引用)
この絵心の発言にさすがの吉良も反論します。
本田選手や香川選手のように他にも尊敬できるプレイヤーが多くいる日本。
チームプレーを見て育った吉良には耐えがたい言葉だったのでしょう。
「あんたは間違ってるよ」
ですが絵心はさらっと「そいつらってW杯優勝してなくない?」
絵心が目指しているのはあくまで世界。
そして世界のストライカーたちはこう答える。
「味方にアシストして0-1で勝つより、ハットトリックを決めて3-4で負ける方が気持ちいい」
「チームなんてどうでもいい。俺が目立てばいい」
「世界一のFW、MF、DF、GKどれを訊かれても自分だと答える」
こんな人たちが世界のストライカーなんです。
「稀代なエゴイスト」
絵心が求めるのは「エゴ」
世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。
(出典:週刊少年マガジン 原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介 BLUELOCK第1話より引用)
絵心の言葉は間違っている。
潔は自分にそう言い聞かせるが、絵心の言葉があまりにも現実とかけ離れすぎていて、頭の整理が追い付かない様子。
絵心は更に原石たちに質問をします。
舞台はW杯決勝。8万人の大観衆。
スコア0-0の後半アディショナルタイム。
ラストプレー、味方のパスで抜け出した自分がGKとの1対1。
どうですか?想像出来ましたか?
そこに右6mに味方が一人。
パスを出せば確実に1点取れる場面。
全国民の期待、優勝のかかったそんな場面で迷わず振りぬけるそんな人間だけこの先へ進めと。
(出典:週刊少年マガジン 原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介 BLUELOCK第1話より引用)
これは潔が埼玉県大会決勝で出会ったシーンと全く一緒。
あそこでパスを選択した潔。
絵心との出会いになぜか震えている潔。
潔もまた、ストライカーとしても原石でありエゴイストなのかもしれませんね。
己のゴールを何よりも喜びとし、その瞬間のためだけに生きろ
「それがストライカーだろ?」
この言葉に300人いる原石から一人の人間が門に向かって走り出します。
もちろん潔です。
(出典:週刊少年マガジン 原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介 BLUELOCK第1話より引用)
自分はストライカーだと信じ、そして今まで誰も教えてくれなかった事を語る絵心に感化され、潔は集団んを掻き分け走り出したのです。
こうしてブルーロックの物語が始まるんですね。